金華山

ウオーキング仲間3人で、金華山登山に挑戦した。当日の朝は丑三つ時に目が覚めて、いくらなんでも起きるには早いので、しばらく寝床にそのままいたが、3時には起床となった。パイソンを勉強中なので、冴えて頭脳でディープラーニングの大元となるニューラルネットワークの情報伝達の抽象化公式を読み解く、関数に落とし込めればいいのだが、やはり理解して使用するのと、ただ使えるだけでは、この先がちがうと考え、遍微分の総和を学ぶ。

8時くらいから、おにぎりを大きめ三個握り、お茶を入れた水筒とともにリュックにいれる。

銀杏

 早朝土砂降りの雨だった。晩秋の雨に濡れて、森の公園内に立つ公孫樹の木は実を落としていた。夕方雨が上がったので、早朝ランニングが出来ずにうずうずしていたので、日差しを仰いで戸外へ飛び出していた。駐車場に向かう途上で、袋を持って来ていないことに気づいたが、車内に何かあるだろうと、そのまま車内を捜索することになった。諦めかけたとき、ドアのサイドポケットに大き過ぎる、薄手のスーパーバックを探し出し、上着のポケットにしまい込む。

 森の公園に行くと、案の定、公孫樹並木の雌の木は、沢山の銀杏を路上に撒き散らしていた。公園内で一番大きな公孫樹の木をみると、同じ思惑で実を拾う、犬の散歩がてらの女性の落ち実拾いの影一つ。流行る心を抑えて、まずは、目前の路上の実を拾う。結局、重たい銀杏の実を持っての5kmのランニングとなった。

 夕食には、混ぜごはんのトッピングに緑色の茹でた銀杏が添えられていた。

銀杏拾い

 朝のランニング時、雨上がりや夜風が出た明けた日に、公園内の大きな公孫樹の木の枝に成った実が落ちてないかと、期待して行くのだが、空振りが続いた。

 一度、夫婦らしき老人たちが、袋詰めにして、沢山の落ちた実を拾っていた。

 そのとき、そこの大きな木に成る銀杏が大きく立派だと聞いた。公園の芝生から逆落としになる際にぽつんと、1本生える大きな公孫樹は枝を広げ、射してくる陽の光をなにものにも遮られず、独り占めすることで、撓わな実りをもたらしいるのであろう。

 本日出向けば、長い棒を夫らしき男の方が携えており、バケツ何杯もの銀杏を根刮ぎ集めている現場にであった。

 拾い残しを3つ程持ち帰り、実を解くと、なるほど立派な大きな実であった。

 ランニング最終時に、大きな木の下で足元の落ちた実を探す散歩がてらの老女がいた。通りすがら声をかけた。

ー 1時間早く来ないとみんな拾われちゃいますね。ー

 それにしても、棒で叩いて根刮ぎ拾うとは、なんと興醒めな仕業だこと。

 海洋資源のどこかのトロール船のごとき有り様だこと。

 ここで一句

 銀杏の 祟れや餓鬼に 青き毒

 

犬の散歩

昨日の朝、腰の筋を痛めてから3週間となり、接骨院の先生曰わく、土の路面のランニング5kmの許可が出たので、充分注意しながら、軽いジョギングを1kmを10分くらい掛けて、つま先で着地する走法で腰の負担を回避しながら実施となった。緩い走りなので、ほとんど汗もかかなかったが、朝のシャワーを使うと、身が引き締まった気分を久方振りに味わった。

 夕方、散歩をしていると、以前ランニング中に森の小径で追い越していた、犬の散歩中の女性に通りすがりに、

ー 朝晩大変ですね!ー

ー 年寄りなんで走らないので、ー

ー このこ何歳何ですか?ー

ー 13歳です。ー

ー もう老人ですね!ー

ー この近くなんですか?ー 

ー ○○市からきてるんです!ー

ー へえ、じゃ車で来てるんだ!ー

と、夕闇に夜目遠目傘の内の綺麗なお姉さんが、佇んでいた。

ピロリ菌4

 病院でピロリ菌撃滅作戦の為に使用する化学兵器を院内薬局窓口で受領し、使用方法など作戦会議を実施した。本作戦はタケキャブ作戦と命名し、タケキャブの機能を活かすために、ピロリ菌の兵站を絶つべく、滅菌剤と抗菌剤の朝夕に戦線への散布することとなった。

 散布する量が種類ごとに異なるため、はじめは注意をして散布していたが、支給物資の中に作戦指示書、個別兵器ごとの使用量内分け確認表を見つけたので、その表にそれぞれの薬剤兵器ごとに並べて、間違うことなく1週を経過した。

 心なしか、ピロリ菌焦土作戦完遂した充実感にしたる。

ピロリ菌3

 病院側の言い分を聞き出したくなり、断食の要請案内に表示されている電話番号に問い合わせた。窓口に予約担当者が出て来たようなので、ことの子細を述べて、雰囲気的に調査して後、コールバックして来そうな展開を察して、

 そのような対応は無用である旨を伝えた。ただし、患者さん対して優しくない、マスプロ対応が原因ではと、こちらから答えを出した。その例として、その日の総合受付で行った、新規本人登録の内容が勘定系Dbであり、内科受付で記入したアンケート欄の本人属性欄の2重性を指摘して、患者さんに優しくない仕組みが、1病院内で行われていることを指摘した。

よく考えてみると、2回目で書き込んだメモを見ながら、担当医は画面入力していたのかと思い当たった。彼は患者の方を視るより、モニターのカルテ入力に余念がなかったなと改めて、患者さんに優しくないと感じた。

ピロリ菌2

ピロリ菌撃滅作戦開始の朝、4時間前から飲まず食わずで、検査に来いとのことで、

 いつも通っているラジオ体操をオミットして、5時に起床の後断食状態で、病院へ向かうと、

医者は、パソコン画面でさっき書き込んだアンケートを入力中、

ー ペニシリンアレルギーだから、3次除菌やってみますかね~ ー

ー 2週間3種類の薬呑んでもらいます。 12月にその結果判定となります ー

ー 錠剤呑むだけなんですか? ー

ー そうです。ー

ー 錠剤の呑むだけなら、どこの病院でも出来るわけ? ー

ー あなたの場合は、ペニシリン系使用できないので、保険外診療になるので、既存の診療含めると、混合診療になるので、町医者は避けますね。ー

帰宅後、駐車場に車を入れた後で、本日断食した意味に対する疑問が、ふつふつと湧き上がった!