夕暮れの森の路

1週間ほど日課のランニングとストレッチ体操中止して、接骨院通いで体幹バランス調整中であったが、めでたく本日ランニング解禁となった。夕暮れの公園の路で,犬の散歩していた同年代の見慣れた二人と2匹に出会う。

ー お久しぶり、ー と声をかけられた。

 愛車がアルファロメオの元自動車整備をしていたと言うリッチマンで、リーマンショック時営業部隊に駆り出されだそうで、仕方なく応じた営業で、メカニックの素養が利いたのか、はたまた日頃の顧客対応からのご褒美なのか、年間ベストセールスで表彰されたことがあると言うおじさん、金持ちにフェラーリ買ってもらうの上手だったようだ。夕方は奥さんの散歩もかねて仲良く2人連れで微笑ましい。

 早朝ランニングしていた頃は、ランニングコース内のベンチで2頭の犬とともに休憩されていたりすると、愛犬の頭を撫でたりさせてもらったりしている。撫でられれる側は、前足でもっと撫でてくれと前足で私の右手に催促のタッチしてくる意味を教えて頂いたりして、そうなのかと感心してしまう。

 雨や風の日にも、犬飼には散歩は必須のようで、わたしのように、ただ可愛い部分だけ感じる者からは、生き物を飼う大変さは、日常的な煩いと共に別離の悲哀も伴うようで、見た目以上に相当大変そうである。奥さん飼うと言うか、自身が飼われいるのかは別にして、そのような視点から考えると、生き物との付き合いが生やさしさものでないことは納得出来る。