図書館の帰り道、寄り道して暗がりの背後を振り返ると、森の梢の上に仲秋の満月が期待した以上のまん丸さで浮かんでいた。よく目を凝らせば、同様の趣旨で、あちらこちらに思い想いの場所に明月を楽しむ人の影が現れて来た。
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