2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

待ち合わせ

待ち合わせの続編構想が出来そうだ。まずは、下調べ。設定はコロナ渦の東京下町で、主人公が職探しとかにしよう!

にゅどう雲

図書館を出て見上げると、あかねに焼けた大きな白いくもがむくむくと、雲間から頭を天に出すように出迎えた。写真を2枚撮った。1枚はオートフラッシュが焚かれきはだいろの退色がかかり、セピア色の年代物メモリー画のようになり、もう一枚がほぼ感じた通…

夕暮れ

夕日が曇天にところどころ遮られた、斑尾な雲の切れ端が上空の風向きに整列した橙と青い空を背景に、小高い丘から一匹の狼は駆け下り、雨がぱらついて来た草原の入り口まで到達した。丘からの出口辺りで、地図を表示したスマホを前足で抱えながら、普段なら…

百合

ぐぐったら、花言葉 偽り、不安、陽気 が黄色いゆり オレンジが 華麗、軽率、愉快 白いのが 純粋、無垢 黒が 呪い、復讐 公園の入り口で、いつも朝夕会う犬の散歩人から、昨晩の嵐の模様を聞く。当方はその頃既に熟睡中であり、はじめて気づけば、遊歩道のと…

松ぼっくり

スタートを10分ほど早めた。中間地点にある時計板の表示が7時10分くらいなので、走り終えて7時35分くらいになる。ただし、既に暑いのでテレビ体操終了後に出掛けた方が良さそうだ。本日は、寝起きから暑さを感じスパッツ無しになっていた。公園までの歩き…

蝉時雨れ

以前撮った写真の整理をしていたら、対象物が見分けが利かなかったものが、以外にはっきりと画像中央付近に写っていっているのに驚いた。蝉の鳴く方向に向けてシャッターを半ば諦めて切ったので、姿を確認出来ずいたのだが、一度成功体験を経た目には、蝉が…

涼風

走り終えて、クールダウン後、帰宅するために靴の仕様を調整しようと、木陰のベンチに腰掛けた。いつもどおり遊歩道向きに腰掛け片足づつ紛れ込んだ砂と小石を取り出し、紐を緩めた。背面を眺めると、気持ちよい風が緑陰を渡り、体を包んだ。たまには、逆に…

ある日とつぜんに

以前からなんども試みたが、声の主の姿を確かめることが出来ないでいた。1昨日、雨上がりの樹林に声の主の居所と思しき付近を凝視したあとで、諦めてそこを離れた刹那、鳴いていた虫が上空に飛び立ち青い空の中に飛翔した。そのとき、蝉の鳴き声で特定した…

あさごはん

日曜日の朝、エクササイズの出かけに走らせたバッチ処理が、シャワーを浴びて、一息ついたときスルプットしたメッセージがダイアログの全面に現れた。走らせたときに画面表示が切り替わらないので、挙動に不審を感じてダイアログに表示したフラグの状態確認…

カラタチ

カラタチの実がずいぶんと大きくなってきた。最終的にはどうなったのかを昨年度は知らない。野鳥に喰われたと考えるのが自然であるが、細い枝にどこまでの大きさを支えることが出来るのかとも想像し難い。

銀杏

緑色の撓わに実った銀杏の緑豊かなカーブが緑陰の葉に見え隠れしていた。フォーカスを合わせてシャッターを押したら、アングルがいまいち気に入らない。数カット気に入ったアングルで撮ったはいいが、追加撮影した写真はすべてピンボケであり、最初の1枚が…

さがしもの

遊歩道のスタートあたりで以前から探していた樹木が特定出来た。栗の実が成っている木を確かめ続け、3ヶ月以上経過していた。季節の区切りで剪定されるようで、また、風景自体が壁の染みを観ているのと同じで、変化に気付かない状態で、季節感のみ堪能して…