マンゴープリン

 優位性が有るようだ。なんとなく、理解していたが、いまいち意識の底の方で、『何故なんだろう?』と反芻している自分がいた。

 当初、レバレッジが掛かっている想定をしていた。そのための必要十分な条件とは何か?を考えると、状況判断として無理があることに気がついた。結果として、優位性のあるマーケットになってしまったと、考える方が妥当であるようだ。潜在一遇の機会が手中に転がり込んだ。

『そうではない!』

  『・・・?』

 カラタチの実をかじってみると、苦いだけであった。焼酎漬けの氷砂糖の甘味が残っているが、梅の実のような果肉は無く、厚い皮の中には、種が数個入っていた。一旦、キッチンの三角升へと廃棄となったが、お茶に沈めて薬効を味わうことになった。