一気読み

諸葛亮宮城谷昌光 日経電子版

 三国志の英雄の一人、諸葛孔明の列伝である。幼少期からの生い立ちが描かれており、これまで読んだ三国志物語だと、伏龍が隆中に隠遁生活しているあたりからの登場となっていたので、ストーリー展開として秀逸である。

 一気読みは目の疲れもあり、お勧め出来ない。元々は『ふりさきみれば』の連載を日々楽しみの図書館通いとなっていたのだが、ひょんなことで、再度の電子版が閲覧可能となり、宮城谷昌光歴史物を知ることことなった。

 以前経験した電子版では、経済面を次々に閲覧可能となり、情報の海の広大さが手にあまり、中毒になるのではと自制し、物理的に限られた紙面で十分の情報量と納得することになっていたが、・・・