敗者のゲーム

 チャールズ・エリス【著】    鹿毛雄二+房子【訳】原著第8版

元々は、日経文庫 ゲーム理論入門 武藤滋夫著を読みかけで返却したので、再度借りるのに、うろ覚えのワード検索を掛け、何度も失敗した探索リストの中に見つけ、読みかけの対象物として予約し、図書館の受け渡しカウンターで、本人が忘れていた頃に手にすることになった。ゲームの理論自体は、推論ロジックエンジンにそれを取り込もうとしてのことであった。いわゆる寄り道したら、綺麗な湧き水を見つけた。

 現在、自ら実施している投資戦略に基本的な考え方で同期しており、なるほどとなった。イベントトレードは効率的でないと考えていたが、逆張りは精度があれば収益拡大チャンスとなるのは自明であるが、リスクテイクをどう扱うか?と言う問題が残る。オマハの賢人は、究極の逆張りポジションを見つけて、buy&hold戦略的スタンスを長期間振れずに採り続けることで、複利効果の恩恵を充分に恵まれる。途中の細かい振れは無視することになる?

 銀杏の実が膨らんで来た。2週間以前のスナップショットなので、今頃は黄色く色付いて来てるのだろうか? 体に不具合が出て、日々のエクササイズが途絶えて1週間になる。読書ざんまいの日々となり、バッチ処理のフィルターエンジンの回収プランが浮かび上がった。