明月

 踏切を渡るとき、大きな丸い明けのお月様が手仕舞いまえの薄化粧で、明け切らない青い空に浮かんでいた。公園に入って樹葉の間に彼女が見えたので、より似つかわしい配置となる場所を選んでスナップショットを撮った。別のアングルで、さらに消え入りそうな彼女の姿を写真に収めようと思っていたら、朝の光の中に本当に消えてしまっていた。

 ランニング終了して、クールダウンの銀杏並木で一葉のいちょうの葉が雲の糸がリード様に揺れる姿をパチリ、よく見ても判別は出来ないが、雰囲気は格納出来たかな?