相場観

 『キーワードを何で検索したのだろう?』と思った。蔵書検索でヒットした、1冊!発刊が、3年以前の年末であり、コロナ渦真っ最中の新刊本だったようだ。3年程時間の経過しており、著述された予想を現代の世の中との正誤比較が可能となって来る。

20.12.27 発刊 『THE ERA OF RAPID CHANCE 』JIM ROGERS

 有名な相場師の生い立ちや、投資家スタイルや、オマハの賢人がなぜ日本株を買ったのか?など、彼なりの考察をしている。コロナ渦以降でインフレ予想と、その後に来る、暴落相場は未だに未完となっているが、覇権国同士の鍔競り合いが、どうやって戦乱移行するのか?など、傾聴に価する洞察があり、一見の価値が十分に有るような書籍だと感じた。

 要するに、いまの時代で読んでも光る指摘が満載の面白い読み物となっていた。