緑陰に百合

 一つの夢の泡がはぜそうだ。夢が存在した舞台に上がり、夢に携わった人たちの様子を見行かなければならなくなった。そして、そこに預けたわたしの夢も始末して来なくてはならない。

 深夜2時半くらいに目が醒めた。トイレに行き、どうしたものかと一瞬考えたが、そのまま早朝までうとうとして、気が付いたら、既にいつものテレビ体操は過ぎ、ランニングの時間となっていた。曇り空で、陽が強くならないことが知れたので、久し振りにワイドショー視聴する。人口減少の話題で悲観的なシナリオ展開だ。

 上述筋立てからすれば、本邦内需企業の株価収益率も10年先のCFの織り込みが怪しくなって来るなと感じた。