再生機能

 10年来左手の親指の根元あたりに豆粒くらいの皮膚が破れが出来ており、修復再生が機能しないままでいた。表面が薄皮1枚剥けたかたちとなっており、別段不自由はないのでそのまま時が経過していた。最近、剥けたあたりの半分くらいが盛り上がって来ており、再生機能が働いたようだ。但し、痒みを感じる。最初は表面の修復再生に痒みが先行したので、気づいて見ている間にぽっかり空いた表皮半分くらいが塞がって来ている。何が原因なのだろうと考えてみれば、最近始めた水泳の練習で日々、塩素の刺激から体を防御するために表皮が再生して来たようだとなった。

 息継ぎをしないで10mくらいまで我流のクロールであったのが、水泳教室に1度通い、ユーチューブの水泳動画教室でコツを理解し日々練習していると、1週間程で25mプールの泳ぎ切りまではなんとか出来るようになってきた。それにつれて水への恐怖も無くなったが、効率的な泳ぎは出来ておらず、折り返しはとても出来ない。再度、水泳教室に紛れこむと、左足のばた足が平泳ぎの足となっていることを改めて指摘された。40年以前に骨折した方であり、足首周りが固いのが原因のようだ。今月中になんとか自由に泳げるようになりたいものだ。水泳のせいか、その足首の自由度が増して来ている。

 さて、どうなるか?久し振りに夜の散歩に出掛けると、早朝に出会う犬の散歩に来ている常連さんが、暗闇に現れた。

夜も走ってるのかと問われ、

『あさ走れなかったので!』と返すと、

『帳じり合わせか!!』と納得の声を後にした。

 北極星が森の梢の上に出ている姿を撮影しようとしたが、フラッシュがうまく連動しない