断酒

以前、血圧を日々計測記帳していた。夏期になると気温の上昇に逆比例して、血圧計は下振れして、投薬中止して良いくらいまで下がり、冬になって気温の低下に反応して、高血圧域まで上がると、服用開始のようなことを掛かり付け医と相談の上で実施していた。日々計測をしなくなって、血圧の波も気に止めなくなって、ずいぶん経過した。その間、遠方への出張もなくなり、コロナ渦生活3年経過するうちに晩酌の日々と共に酒量も増えて、ワイン1リットルを3日持たない毎日となっていた。

 通院時に日々計測記帳を諭され、記帳した内容による投薬指導となり、以前との違い、生活習慣の変換を棚卸ししてみれば、日々の運動は曲がりなりにも年齢的には十分以上をこなしており、高血圧の要因は飲酒であることが明白なので、手元のアルコールを呑みきって、あっさりと晩酌を休止した。

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 翌日から血圧が10程度降下したのには驚いた。医者との話しでは、飲酒と血圧上昇の因果関係は明白なようだ。

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