20.6.23-2
市民公園を2周分歩いて、線路を2つ渡って、杜の小径に出れば、強い日差しも木々の陰に幾分隠れる。ただし、樹木の小径から芝生の広場に出れば、真っ青な初夏の空から遠慮なくお日様の光を降り注ぐ、
すり鉢状なって落ちる斜面端に映えた樹木影の向こうに、和服姿で自撮りの最中、
よく見れば白地に紺に何かを模した模様が咲いた浴衣姿に真っ赤のベレー帽、
彼方の山並みをバックに自撮りの最中であった。
小径からから、
ー 素敵ですね! ー
と声掛けると、
ー ありがとうございます!ー
と、アラサー?の小綺麗な微笑み返しとなった。
妙齢女史の微笑みは、爺の活力増強剤
小川を渡り、芝生広場が終わるころ、ベンチにかける爺婆夫婦、
ー 気持ちいいですね! ー
と声掛けると、
ー 暑くて、かなわん!ー
との反応、耳が遠いのかなと納得した。
杜の小径を2周目、先の自撮りは店仕舞いしていた。彼女のアングル確かめんと、スマホで、脚立のカメラ位置から背景を撮れば、樹木の枝葉の陰の中から、遠景に山並みが借景となっており納得した。
ブログの壁紙に使えそうだ。