ピロリ菌

一週間の断酒となった。

我が胃の腑はピロリ菌の巣窟となって、はや数十年、ペニシリンアレルギーの身の上なので、高齢者の部類に入ることもあり、墓場まで奴らを飼い続けてゆくことを一旦は選択したのだが、我が胃の腑の哀れな姿写真を内科医に見せられに至って、一大決心となった。

健保の人間ドックで胃カメラを飲み、内科医に我が胃の腑が奴らに好き勝手されているさまを白日の下に示されるに至って、ピロリ菌除去戦線を戦い抜くことになった。