オリーブオイル揚げポテトチップス

夕方のウオーキングに出かけようとしたら、山の神が、

ー 北東の空真っ黒よ! ー と言うので、ベランダ越しに空をうかがうと、

ー そっちは南よ! ー

で、娘の部屋のベランダから北東の黒雲を確認した。

ー 1時間はもつかも? ー との神様のお告げもあり、雨降られないだろうとの考えで、公園の駐車場に行くと、知り合いの車が突っ込み駐車してるところに横付けした。降りようすると、横着けた車のドアが開き、

ー 今来たところで、雷が怖いので車の中にいたの! ー と元お姉さんが宣う。

雲行きが怪しいので、ウオーキングを開始すると、元お姉さんは何やらめんどくさそうな準備中みたいなので、テイクオフする。しばらく歩いて、振り向くと追いかけて来る彼女の気配ないので、雲上の雷さまの稲光と競争して公園周りを2周して、森の公園に向かおうとして、左手をみれば、見慣れた影2つ。手を上げて、森の小径行く旨伝える。

森の小径をジョギングでなく、体重を完全に片足乗せて蹴返して、ランニングを試みると歩幅が広くなり、しなやかな走り姿をイメージして上体のぶれがなくなった。