また咲いた

 夏以前に、住宅街の一画に道路際から顔もたげるように咲いていた。公園の遊歩道の脇でも、色違いのピンクの花が数日前に一輪開いていた。公園側の花は、気づいた翌日にはもう閉じていた。時季間違いで咲いていたのか?と思っていたら、しばらくして、2輪の花を付けてた。

ムクゲと扶養は同じ仲間のようだ。葉っぱで見分けつくとの説明だが、よく分からない。朝咲いて夕方には萎むと説明にあった。これもいまいち確認しょうがない。

 玄関を出てしばらく歩いて、給水ボトルを忘れたことに気付いた。戻ろうかと逡巡したが、1周ごとに水飲み場で給水すればいいかとなった。1度実施済みパターンでもあり、前回よりスムーズに行きそうだ。

 1周回って、給水するために、外周からカットインする道を駆けていたら、顔見知りの大柄の先輩と行き違いとなった。

『いつもと道が違うじゃないか?』と問いかけられ、

『水忘れたので給水しながら!』と返したら、納得顔に変わった。

 小学校の夏休みは昨日で終わって、見守り隊の出動のようだった。6周走って、スナップショットを撮って、クールダウンタウンで1周したら、黄色い帽子の集団が銀杏並木道の向こうまで長い行列が行進している。以前のエクササイズ終了時間帯にすっかり戻ってしまった、夏の終わり頃となった。