バドミントン

 無理して年甲斐もなく、バックパッカーの真似事をした。元々、腰の辺りにも違和感があった。思い出せば、お盆休みの頃と言っても、自身は年中お正月状態なので、正確に言えば、普段いざという時の切り札である、神の手技の接骨院が夏の休日入りしていた、お盆の頃に右足の付け根辺りに腰が乗っている、大腿骨骨頭の接合部付近に違和感があった。

 激しい運動は控えるべきだが、1週間ほどランニングを控え、接骨院に通って施療を受け、療養生活をしていたため、体力面には十分こなせる状態だったようだ。

 但し、右膝にも違和感が存在するため、そんな状態でバドミントンをこなすための効率的な体重移動はどうあるべきか?を思案した。要するに羽根を追わず、より効率的に羽根を拾う術を考えた。予測して動けばよいのであることに行き着いた。裏を返せば、要するに空いたスペースを埋めるように動けばよいのである。けれども必至でカバーしている身には周りを見る余裕などは生まれない。

 反省の休養日となり、寝坊助の床の中となった。