屏風2

 寒さが厳しく身に凍みる季節に埋没したのが、かれこれ2ヶ月以前となる。気温がもっとしばれる時季も以前は継続していた、日課の樹林公園内にある遊歩道の早朝ランニングがお蔵入りし、コロナ以前の体育館内ジムのエクササイズ実施となり、示し合わせた夕方に老若男女3名で、思い想いのトレーニング継続となっている。

 コロナ禍の3年間は、今から思えば、人生観を大きく変化させた、転換期となったようだ。四季の樹林の彩りの中を、実際に両足で、地球のマントル域まで到達するまでの距離を駆け抜けたことになる。

 3歳年老いたが、肉体はよりしなやかに、十代レベルに再生したようだ。但し、視覚と聴覚はいかんともし難く、年相応に退化していた。

 上野の博物館詣でも最近復活した。春の陽気に、そろそろ厚手のコートは不要になって来た。