雨のランニング

昨年の梅雨時の書き残し2

昼からは晴れ間が出る予報だが、怪しい雲行きに、ウオーミングアップを兼ねての公園までのウオーキングから離脱して車に乗り込むと、目の前のフロントガラスは雨粒でいっぱいであり、霧雨の中を目的地を目指した。

 途上はさほどでもなかったが、慣らし歩きの1周目で、霧雨の粒が気になるレベルになって来た。雨降りは園芸作業は中止なのかと、公園内を見渡した。いつもの芝刈りトラクターはお休みのようだ。しばらく歩くと、遠く草刈り機の音がする。

『走るのにちょうどいいね』と言われ、『雨の日は休みじゃないの?』と聞いていた。ヘルメットにフェースガードを安全対策として装着した作業着スタイルはこれからの季節はつらそうだ。透明なアクリルカーブ越しに、ひとの良さそうな顔が笑っていた。