激写

 散歩中に気に入った印象の空間的な色彩をスマフォで撮ることがある。見たままをモバイルのオートフォーカスで撮影する。大抵は一度、シャッター音とともに終わる。早朝のランニング時であり、要はエクササイズなのだ。知り合いの女性中心に数人に共有する。上手く撮れているとは思うが、彼女達の反能は褒め言葉にあふれる。ただし、孫からの賞賛の語彙は正当な評価なのだろう。

 思いのほか上手く撮れている写真を見て、多分アングルが優れているのかも知れないのと、見えた風景は時間とともに消えてしまうため、見たその時点でシャターを押さないといけないことを経験的に知っている。