陽光

 日の出頃、こんもりとした樹林の向こう側から光の気配が漏れている。午前中かかって、次週の作戦立案する。予定通りに戦線を展開している。最近改良した、ハンドリングツールの使い勝手が良くなって来た。

 小山を回り込んだ辺りで、見るからにランナーと思しき、40代くらいの短パンからはみ出した、張りのある太い脚に追い越された。左足の調子が良いので、ついて行けそうな動機が湧き上がり、そのまま彼の後を追いかけることになった。1周して最後頑張って、肩を並べたところで、クールダウンに入った。

   週末の日中に陽の光の中で、暖かい霜月の空気の中、1時間ほどの散策となった。